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結核(けっかく)

【潜伏期間】

約半年~2年

結核(けっかく)の概要

治療が確立していないころは「不治の病」として恐れられ、昭和初期までは日本の死因第一位となっていました。現在でも世界で死者の多い感染症の一つであり、決して昔の病気ではありません。結核菌は空気または飛沫によって感染し初期症状は風邪によく似ています。日本人に多いのは肺結核ですが、結核菌が肺に侵入・増殖し感染が成立してから免疫力低下などにより初めて発症しますので、高齢者や糖尿病患者、人工透析患者等は特に注意が必要です。このことから、普段の生活の中で免疫力の低下を防いでいくことが大切と分かります。乳幼児にはBCGワクチンがあります。

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