【潜伏期間】
約2週間
麻しん(ましん/はしか)の概要
麻疹ウイルスによる飛沫あるいは接触、空気感染により発症します。予防接種を受けていない乳児に春から夏にかけて多くみられ、成人にとっても重い病気のひとつです。はじめに発熱等の風邪に似た諸症状があらわれ、後に解熱し口腔内頬の内側に特徴的な斑点(コプリック斑)が出ます。そして再度発熱し、全身に発疹が広がります。麻疹の症状は現れ方の順番に個人差が少ないという特徴があり、発疹は約3日間続きます。学校保健安全法により回復期解熱後3日間は出席停止と定められています。